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| 国際的な写真家、Gregory Colbert(グレゴリー・コルベール)氏による、アートプロジェクト「ashes and snow」が、この度日本でも公開されました。 グレゴリー・コルベール氏は、この展覧会で大型写真作品用の印刷紙として、アワガミファクトリーの和紙を使いました。 コルベール氏の、人間と動物との驚異的な交流の姿を捉えた写真は、2003年ヴェネチアで初公開されて以来、ニューヨーク、サンタモニカを経て百万人以上を動員。 建築家・坂茂氏設計の紙管とコンテナで建てられた仮設建築物、『ノマディック美術館』もたいへん話題になりました。 |
Ashes and Snow展 /Gregory Colbert (2007.3.11〜6.24)
お台場に開設された移動美術館“ノマディック美術館”にてグレゴリー・コルベールが手がけた100枚を超える写真による大型芸術作品が展示されました。 大型写真用の印刷紙をアワガミファクトリーが製作しました。 |
コルベール氏が、阿波和紙を作品の印刷紙に使うようになったのは98年ごろ。
以来、毎年注文があり阿波和紙が数々の作品づくりに使われました。
印刷紙は、コルベール氏の作品づくりに応じて厚さや大きさ、白さの程度などを調整した特注和紙で、職人の間で「グレゴリー・ペーパー」と呼ばれています。
2006年夏には、過去最大規模の縦2.4メートル、横5.1メートルの和紙づくりに挑み、二ヶ月かけて百枚を納入し、この紙が、今回の写真展に使われました。
→グレゴリーペーパーの制作裏話はブログでご紹介しています
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『コルベールさんは「阿波和紙を作る職人は世界の宝」と絶賛。
藤森理事長は「ここ数年、写真に和紙が使われるようになってきて、和紙の新しい生き方が見えてきたように思う」と話している。』